私たちは,普段の生活習慣(風呂敷を使うことなど)が日本語のリスニングに役立っているといった認識があまりありません.しかし,生活習慣の予備知識をリスニングに活用するメリットには計り知れないものがあります.
私が最初に聴き取れたのは以下の内容でした.
会話のきっかけは,親切な一言(Can I help you?)からでした.
テーマは「風呂敷」.
この段階で,風呂敷に関するイメージがたくさん構築されていて,その予備知識がリスニングに役立っていたと考えられます.
そして,その反応はどうであったか.それは,Wonderful! などとなっています.
日本人である私たちにはなじみがある風呂敷ですが,Ratna には,最初は一体に何に使うのかがわからなかったようです.
なるほど,ふだんはあまり意識していませんでしたが,かばんと違って風呂敷は,中に入れる物の量は大きさにはかなり自由自在です.
もし,風呂敷が便利なものであるという予備知識があると,このスキットのリスニングはかなり楽になることがわかります.
「中学英語教科書ニュークラウン2年活用集」トップページに戻る